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NVIDIA RTX 5070 Ti Super 24GB 完全解説 2026年版:発売時期・スペック・ローカルLLM で何B 動くか、RTX 5080 / RTX 5090 との差別化ポイント

RTX 5070 Ti Super 24GB の GDDR7 24GB VRAM・CUDA コア数・TGP・発売時期を 2026 年 8 月時点のリークベースで整理。RTX 5070 Ti (16GB) / RTX 5080 (16GB) / RTX 5090 (32GB) との差を tok/sec・fps・価格・電力効率で示し、ローカルLLM 32B Q4 が回るかを判定します。

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NVIDIA RTX 5070 Ti Super 24GB 完全解説 2026:GDDR7 24GB / GB203 / 350W TGP、RTX 5080 と RTX 5090 との差別化を tok/sec と fps で整理

結論:RTX 5070 Ti Super 24GB は 2026 年 8 月時点でまだ未発売で、NVIDIA からの公式アナウンスはなく CES 2026 でも姿を見せませんでした。リークベースの想定スペックは GB203 / 8,960 CUDA コア / GDDR7 24GB / 256bit / 350W TGP / MSRP $849 前後、実発売は 2026 年末〜CES 2027 発表・2027 年初頭というのが現時点の最有力シナリオです。VRAM 24GB があれば 32B Q4_K_M のローカル LLM が実用ラインに乗り、RTX 5070 Ti(16GB)で回らない Qwen 3.5 32B や DeepSeek-R2-Distill 32B が単カードで完結します。ただし演算性能は RTX 5080(10,752 CUDA コア)より 17% 低く、ゲーミング 4K 高フレームレートでは 5080 が優位。24GB VRAM の必要性が明確でないなら、素直に RTX 5080 か RTX 5070 Ti を今買う判断で問題ありません。この記事では 2026 年 8 月時点で信頼できるリーク情報だけを元に、無印 5070 Ti / 5080 / 5090 との差別化を整理します。

RTX 5070 Ti Super 24GB は、RTX 50 SUPER シリーズの中で最も注目度が高いカードです。24GB VRAM というプロシューマー枠と、$849 前後というリークされた価格帯の組み合わせが、「32B クラスのローカル LLM を単カードで回したいが RTX 5090($1999)には手が届かない」という需要にドンピシャで刺さるからです。ただし 2026 年 8 月時点では発売の目処が立っておらず、CES 2026 でも NVIDIA は新規デスクトップ GPU の発表を見送りました。この記事では、いま出ているリーク情報を「ハードスペック」「ローカル LLM 判定」「ゲーミング判定」「他 SKU との差別化」の 4 軸で整理します。

2026 年 8 月時点で確定していること・していないこと

まず情報の温度感を揃えます。RTX 5070 Ti Super について「確定情報」「複数リークで一致」「単発リークのみ」を分けます。

項目現状補足
NVIDIA 公式アナウンスなしCES 2026 で新規デスクトップ GPU の発表なし
チップGB203(複数リーク一致)無印 5070 Ti と共通ダイ
CUDA コア数8,960(複数リーク一致)無印 5070 Ti と同数
VRAMGDDR7 24GB(複数リーク一致)3GB モジュール × 8 枚 / 256bit
メモリ速度28 Gbps(複数リーク一致)無印と同じ、帯域 896 GB/s
TGP350W(複数リーク一致)無印 300W から 50W 増
MSRP$849 前後(単発リーク)未確定
発売時期未定2026 年末〜CES 2027 発表が有力
GDDR7 供給律速要因3GB モジュール量産が本格化次第

CES 2026 で発表がなかったこと、そして GDDR7 の 3GB モジュール供給が本命ライン(H100 後継の Blackwell Ultra や RTX PRO 6000 系)に優先されている状況を踏まえると、コンシューマ向け 24GB モデルは 2026 年後半〜2027 年初頭にずれ込む可能性が高いのが現状です。「今 24GB VRAM の消費者向け GPU が必要」なら、RTX 5090 32GB か RTX 3090 24GB 中古を選ぶ以外の選択肢は事実上ありません。

想定スペック比較:RTX 5070 Ti / 5070 Ti Super / 5080 / 5090

RTX 5070 Ti Super を挟んで、無印 5070 Ti・5080・5090 の 4 SKU を並べます。5070 Ti Super の数字はリークベースの「想定」値です。

SKUチップCUDA コアVRAMメモリ帯域TGPMSRP
RTX 5070 TiGB2038,960GDDR7 16GB / 256bit896 GB/s300W$749
RTX 5070 Ti Super(想定)GB2038,960GDDR7 24GB / 256bit896 GB/s350W$849 前後
RTX 5080GB20310,752GDDR7 16GB / 256bit960 GB/s360W$999
RTX 5090GB20221,760GDDR7 32GB / 512bit1,792 GB/s575W$1,999

読み取れるのは「5070 Ti Super は 5070 Ti に対して VRAM を 1.5 倍に増やしただけの派生モデル」という位置付けです。CUDA コアも帯域も同じで、変わるのは容量と TGP、そして推定価格の +$100 だけ。演算性能の RTX 5080 との差はコア数で 17%、帯域で 7% あり、ゲーミング性能では 5080 に負ける可能性が濃厚です。

一方で 5090 との差は圧倒的です。CUDA コア数で 2.4 倍、帯域で 2 倍、価格で 2.4 倍の開きがあり、5070 Ti Super はあくまで「5090 に届かない層のプロシューマー向け」というポジションで想定されています。

ローカル LLM 判定:24GB で何 B が実用ラインか

RTX 5070 Ti Super の最大の売りは 24GB VRAM です。Q4_K_M 量子化前提で、実運用でどのサイズまで載るかを整理します。

モデル規模Q4_K_M 重みKV キャッシュ (4K)実効メモリ24GB VRAM 判定
7B(Qwen 3 7B 相当)約 4GB約 1GB約 6GB余裕(残 18GB)
8B(Llama 3.1 8B 相当)約 5GB約 1GB約 7GB余裕
14B(Qwen 3 14B 相当)約 8GB約 2GB約 11GB余裕(残 13GB)
32B Q4_K_M(Qwen 3.5 32B 相当)約 18GB約 3〜4GB約 22〜23GB実用ライン
32B Q6_K約 26GB約 4GB約 31GB不可(VRAM オーバー)
70B Q3_K_S約 28GB約 4GB約 32GB不可
70B Q4_K_M約 42GB約 6GB約 49GB不可(48GB 級が必要)

32B Q4_K_M が単カードで回るのが 24GB VRAM の最大価値です。 16GB の無印 5070 Ti や 5080 では 32B Q4 は KV キャッシュ込みで載らないため、常に 14B までしか実用にならない制約がありました。24GB あれば Qwen 3.5 32B / DeepSeek-R2-Distill 32B / Mistral Large 32B 相当が単カードで動き、ローカルコーディングエージェントや日本語チャットボットの実用ラインが一段上がります。

長文コンテキスト(32K 超)を扱う場合は KV キャッシュが急激に膨らむため、KV キャッシュ側の Q8 / Q4 量子化併用が前提になります。KV キャッシュ量子化の詳細は「ローカル LLM KV キャッシュ量子化ガイド 2026年版」で扱っています。VRAM 48GB クラスとの比較は「VRAM 48GB ローカル LLM デスクトップ組み立てガイド 2026年版」を参照してください。

tok/sec 想定:メモリ帯域律速で 5080 とほぼ同格

decode(生成)はメモリ帯域律速のため、5070 Ti Super(896 GB/s)と 5080(960 GB/s)で 7% 程度の差に収まる想定です。

GPU8B tok/s(Q4)14B tok/s32B tok/s(Q4)メモ
RTX 5070 Ti(16GB)130〜16070〜90実行不可32B は載らない
RTX 5070 Ti Super(24GB・想定)135〜16575〜9528〜3832B 実用ライン到達
RTX 5080(16GB)145〜17580〜100実行不可帯域 +7% だが 32B は載らない
RTX 5090(32GB)200〜260120〜16055〜75帯域 1.9 倍、余裕あり

5070 Ti Super は 8B〜14B では 5080 とほぼ同格、32B では「唯一動くカード」というポジションになります。5090 と比べると tok/sec は 2 倍弱の差がありますが、価格は半分以下なので「32B が動けば十分」という層には強い選択肢になり得ます。

ゲーミング判定:4K で 5080 に何 % 届くか

ゲーミング性能はコア数と帯域で決まります。5070 Ti Super は無印 5070 Ti と同じ 8,960 コア・896 GB/s なので、ゲーミング fps は無印と大きく変わらないと想定されます。

ゲーム設定RTX 5070 TiRTX 5070 Ti Super(想定)RTX 5080RTX 5090
4K RT + DLSS 4 Balanced100%100〜102%115〜118%175〜185%
4K ネイティブ RT100%100〜102%118〜122%190〜210%
1440p Ultra100%100〜101%112〜115%165〜175%

VRAM 16GB 不足が出る AAA タイトル(8K テクスチャ MOD 適用時など)では 24GB の恩恵がありますが、ネイティブ 4K 相当の解像度・設定では 16GB VRAM で足りるゲームが大半で、5070 Ti Super の 24GB がゲーミング fps を押し上げるシーンは限定的です。

ゲーミング中心なら、5070 Ti Super の +$100(推定)を出すよりも RTX 5080 を選んだほうが実効 fps が上がります。 24GB VRAM がクリエイティブワーク(8K 動画編集の GPU レンダリング、Stable Diffusion XL の高解像度バッチ生成、Blender の巨大シーンレンダリング)で必要な場合のみ、5070 Ti Super の存在意義が出てきます。

RTX 5090 との差別化:5090 が要る人・5070 Ti Super で足りる人

24GB と 32GB は「量子化前提のローカル LLM ユーザー」から見ると意外と大きな差ではありません。実用の分岐点をまとめます。

用途RTX 5070 Ti Super(24GB)で足りるかRTX 5090(32GB)が要るか
32B Q4 の日常運用不要
70B Q4 のローカル運用
32B + 長文コンテキスト(128K)△(KV キャッシュ量子化で凌ぐ)○(余裕)
Stable Diffusion XL の 4K 出力
FLUX.1 dev の 2K 出力
4K ゲーミング 240Hz△(Path Tracing で厳しい)
32B FP8 で回したい○(32GB でも余裕はない)
8K 動画編集 GPU レンダリング
LoRA / 小規模 fine-tuning(7B)

70B を Q4 で回したいか、32B を FP8 で回したいか が 5090 の必要ライン。それ以下の用途なら 5070 Ti Super 24GB で足ります。逆に「32B Q4 が動けば十分」なら、5090 との $1,150 の価格差はローカル LLM の運用体験を大きく変えないため、5070 Ti Super の方がコスパは高くなります。GPU 選びの全体像は「ローカル LLM 向け GPU 買い方ガイド 2026年版」に、VRAM 別のモデル対応早見表は「ローカルLLM VRAM 別 モデル対応早見表 2026年版」に整理してあります。

GDDR7 24GB の技術背景:3GB モジュール量産が律速

RTX 5070 Ti Super の遅延要因を理解するには GDDR7 の物理層側を見る必要があります。

  • RTX 5070 Ti(16GB) = 2GB モジュール × 8 枚 / 256bit
  • RTX 5070 Ti Super(想定 24GB) = 3GB モジュール × 8 枚 / 256bit

2GB → 3GB モジュールへの移行が 24GB 実現の鍵で、この 3GB 密度品は Samsung / Micron / SK hynix の 3 社が 2025 年後半から量産開始したばかりの新製品です。当初の供給は AI アクセラレータ(H100 後継の Blackwell Ultra、RTX PRO 6000 Blackwell 系)に優先的に回されており、コンシューマ向けの割り当てが本格化するのが 2026 年後半以降というのが業界筋の見立てです。GDDR7 の技術背景は「GDDR6 / GDDR7 / HBM3 / HBM4 GPU メモリ規格解説 2026年版」に整理してあります。

つまり RTX 5070 Ti Super の発売時期は NVIDIA のマーケティング判断より、GDDR7 3GB モジュールの供給量が律速する構造で、これが「CES 2026 で発表なし → 2026 年末〜CES 2027 の間で発表」というシナリオが有力視される理由です。

「待つべきか、今 5070 Ti / 5080 を買うべきか」の判断軸

RTX 5070 Ti Super の情報を追いかけつつ、今買うべきかの判断軸を 3 つに整理します。

待った方が良い人:

  • ローカル LLM 32B クラスを単カードで回したい / VRAM 24GB が明確に要る
  • 発売まで半年〜1 年待てる時間的余裕がある
  • 現行の 8GB / 12GB / 16GB カードで当面は不便がない

今 RTX 5070 Ti / 5080 を買った方が良い人:

  • 32B までは要らず 14B クラスで十分
  • ゲーミング 4K 高フレームレートを最優先したい
  • 半年以上待つのが現実的でない(案件・締切がある)

今 RTX 5090 を買った方が良い人:

  • 70B Q4 を単カードで回したい
  • Stable Diffusion / FLUX の高解像度バッチ生成を業務でやる
  • 予算に余裕があり、次世代を待つより「今から数年使い倒す」を選びたい

RTX 50 SUPER シリーズ全体の「待つべきか」判定は「RTX 50 SUPER シリーズ 待つべきか買うべきか 2026年版」で扱っています。あわせて Zen 6(Ryzen 10000)系と CPU 側の刷新タイミングも見るなら「Nova Lake / Zen 6 世代交代 買い時判定 2026年版」を参照してください。

まとめ:RTX 5070 Ti Super は「32B ローカル LLM の民主化」枠

RTX 5070 Ti Super 24GB は、2026 年 8 月時点では未発売で情報もすべてリークベースですが、「$849 前後で 32B Q4 が単カードで回る」という位置付けが確立されれば、ローカル LLM 実行機の民主化を加速するカードになる可能性があります。

一方で、GDDR7 3GB モジュールの供給制約が続く限り発売時期は不透明で、「今 24GB VRAM が要るなら RTX 5090 か RTX 3090 中古」という選択肢しかないのが現状です。ゲーミング中心なら RTX 5080 のほうが実効性能で上、コスパ重視なら無印 RTX 5070 Ti で 14B までを回す運用も現役の解になります。

24GB VRAM が本当に自分の用途で要るのかを、Q4_K_M 前提のモデルサイズ表と KV キャッシュ量から逆算して判断するのが、SUPER 世代の情報に振り回されない一番の近道です。

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RTX 5070 Ti Super(24GB)は 2026 年 8 月時点で未発売のため、購入リンクは掲載していません。以下は本文に登場した近隣 SKU の Amazon 検索リンクです。

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価格の注記(2026 年 8 月実測): Amazon.co.jp の RTX 5090 単体は第三者出品者によるマーケットプレイス出品が中心で、上位掲載の実売価格は 86〜90 万円台でした(ASUS TUF / ROG Astral、出品者 B&T)。PC 専門店やメーカー直販の価格も確認してから判断してください。

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よくある質問

RTX 5070 Ti Super 24GB はいつ発売されますか?
2026 年 8 月時点で NVIDIA からの公式アナウンスはなく、CES 2026 でも新規デスクトップ GPU は発表されませんでした。リークベースの現時点の想定は「2026 年末〜CES 2027 発表・2027 年初頭発売」で、GDDR7 の 3GB 密度品の供給制約が最大の遅延要因です。24GB を実現するには 3GB モジュール(GDDR7)× 8 枚が必要で、この生産量が本命ラインに追いつくのを NVIDIA が待っている状況です。
RTX 5070 Ti Super の 24GB VRAM でローカル LLM は何 B まで動きますか?
Q4_K_M 量子化で 32B クラスまでが実用域です。32B の Q4_K_M は重み単体で約 18〜20GB、KV キャッシュとオーバーヘッドを含めると 22〜23GB になり、24GB VRAM のギリギリに収まります。70B は Q3_K_S でも 30GB 超えるため無理で、RTX 5090 32GB か 48GB 級のプロ用 GPU が必要になります。長文コンテキスト(32K 超)を扱う場合は KV キャッシュ量子化(Q8 / Q4)併用が前提です。
RTX 5070 Ti Super と RTX 5080 はどちらが買いですか?
用途で分かれます。ローカル LLM 中心なら RTX 5070 Ti Super(24GB)が VRAM 8GB 多い分だけ 32B モデルの実用性で大きく上回ります。ゲーミング中心なら RTX 5080(10,752 CUDA コア)の演算性能が上で、4K 高フレームレートを狙うなら 5080 が優位です。価格は 5070 Ti Super が $849 前後(リーク)、RTX 5080 が $999 MSRP と近接するため、24GB VRAM が要るかどうかが判断軸になります。
RTX 5070 Ti Super は GB203 と GB202 のどちらのチップですか?
GB203 です。無印 RTX 5070 Ti と同じダイを使い、CUDA コア数も 8,960 で共通の可能性が高いと複数のリークで報告されています。差別化ポイントは VRAM 容量(16GB → 24GB)とメモリ速度、TGP(推定 300W → 350W)で、SUPER 世代の主軸はメモリ容量拡張に置かれています。演算コア数は据え置きで、24GB VRAM と 350W TGP に開発リソースを振った位置付けです。
GDDR7 24GB は 3GB モジュール × 8 枚ですか? 2GB × 12 枚ですか?
3GB モジュール × 8 枚(256bit バス)の構成です。無印 RTX 5070 Ti が 2GB × 8 枚 = 16GB / 256bit なのに対し、SUPER は同じバス幅のまま 1 枚あたり 1.5 倍の 3GB 密度品に置き換えて 24GB を実現します。メモリ速度は無印と同じ 28 Gbps を維持する見込みで、帯域は 896 GB/s のままです。3GB モジュールは Samsung / Micron / SK hynix の量産が 2026 年後半から本格化するため、SUPER 世代の発売時期は事実上この供給状況に律速されます。