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NVMe M.2 SSD 選び方ガイド 2026年版:Gen5 vs Gen4・DRAM 有無・TBW・PS5 対応で選ぶ WD SN8100 / Crucial T705 / Samsung 990 Pro / SK hynix Platinum P51 / Corsair MP700 Elite

NVMe M.2 SSD を Gen5 / Gen4・DRAM 有無・TBW・発熱・PS5 対応の 5 軸で選ぶ判断基準を、WD_BLACK SN8100 / Crucial T705 / Samsung 990 Pro / SK hynix Platinum P51 / Corsair MP700 Elite の 2026 年時点の実勢価格と読み書き実測でまとめます。OS 用・ゲーム倉庫・動画編集スクラッチ・ローカル LLM モデル倉庫の 4 用途別におすすめ構成を出します。

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NVMe M.2 SSD 選び方ガイド 2026:Gen5 vs Gen4・DRAM 有無・TBW・PS5 対応で選ぶ WD SN8100 / Crucial T705 / Samsung 990 Pro / SK hynix Platinum P51 / Corsair MP700 Elite

結論:2026 年に NVMe M.2 SSD を買うなら、OS ドライブは 5,000 円台の Gen4 1TB で十分、ゲーム倉庫は Samsung 990 Pro / WD_BLACK SN850X の Gen4 2TB が価格性能比◎、動画編集スクラッチと DirectStorage 対応ゲームだけ Gen5(WD_BLACK SN8100 / Crucial T705 / SK hynix Platinum P51 / Corsair MP700 Elite)を選ぶのが 2026 年時点の現実解です。Gen5 は Phison E26 系だと発熱 10〜12W 級で M.2 ヒートシンクが実質必須、E31T 系の MP700 Elite は 6W 台と例外的に低く、Gen4 は 6〜8W で標準ヒートシンクで足ります。PS5 拡張スロットには Gen4 の SN850X / 990 Pro / T500 / Nextorage NEM-PA を選び、DRAM 付き・22110 まで対応・ヒートシンク付属の 3 条件を満たすものを選定します。

「NVMe SSD をそろそろ買い換えるか、新しく組む PC で何を選ぶか」で迷ったときの判断軸を、2026 年 8 月時点の実勢価格と製品ラインアップで整理します。SSD は「Gen4 か Gen5 か」の 1 軸に見えて、DRAM 有無・TBW・発熱・フォームファクタ・PS5 対応・DirectStorage 対応まで含めた 5〜6 軸の複合判断になる領域です。用途を先に絞ってから製品を選ぶと、体感差の出ない Gen5 に予算を吸われずに済みます。

一般消費者向け SSD 選定に関連する既存記事として、Gen4 vs Gen5 のゲームロード実測は「DirectStorage / RTX I/O 対応で Gen5 SSD は本当にゲームロードを速くするか 2026年版」、NAND 種別の概念解説は「SSD NAND TLC / QLC / SLC の違い 2026年版」、ローカル LLM モデル倉庫向けは「ローカルLLM 向け SSD・ストレージ構成ガイド 2026年版」、冷却は「NVMe SSD ヒートシンクの選び方ガイド 2026年版」、GPU 側の帯域は「PCIe Gen4 vs Gen5 GPU 実測ベンチマーク 2026年版」で扱っています。本記事はこれらの上流にあたる「そもそもどの製品を買うか」の総合ガイドです。

5 つの選定軸を先に決める

製品を並べる前に、選定軸を 5 つに整理します。この順に絞り込むと迷いが減ります。

選定軸判断ポイント
(1) 世代Gen5 / Gen4 / Gen3。用途が動画編集スクラッチや DirectStorage 前提でなければ Gen4 で十分
(2) DRAM 有無独立 DRAM 型 / HMB 型(DRAM-less)。持続書き込みや LLM モデル入れ替え用途は独立 DRAM 型が安定
(3) TBW / 保証年数2TB モデルで 600TBW 級(下限)〜 1,200TBW 級(上位)。5 年保証が標準
(4) 発熱Phison E26 系(10〜12W)/ SM2508 系(7〜9W)/ E31T 系(6W 台)/ Gen4 上位(6〜8W)。設置場所と冷却で選び分け
(5) フォームファクタ2280 が標準、2230 はノート PC / Steam Deck / ROG Ally 用、22110 は PS5 拡張スロット・エンタープライズ

「Gen5 一択」に見える文脈もありますが、ゲーム用途では Gen4 上位と体感差がほぼ出ないケースが多く、価格差 2〜3 倍を許容できるかで判断が変わります。

世代選び:Gen5 が生きる用途 / Gen4 で十分な用途

Gen5 と Gen4 の理論帯域は最大読み込み値だけを見ると 2 倍差ですが、実際の体感差が出る用途は限定的です。

用途Gen5 が生きるか理由
OS ドライブ(Windows 起動・アプリ起動)ランダム 4K が支配的で、シーケンシャル帯域は使い切らない
一般ゲーム倉庫(Steam / Epic ライブラリ)DirectStorage / RTX I/O 対応タイトルのみ体感差、非対応タイトルは Gen4 と同等
DirectStorage 対応ゲームロード時間が Gen4 比で 10〜25% 短縮する例あり(タイトル依存)
動画編集スクラッチ(4K / 8K RAW)持続書き込みが 6,000MB/s を超える場面が実際に出る
ローカル LLM モデル倉庫○(部分的)70B クラス Q4 の 40GB モデルロード時に効く、常駐後は VRAM 内で完結
クリエイター系(Blender / Unreal Engine アセット)プロジェクトサイズ依存、100GB 級アセットロードで数秒短縮
PS5 拡張スロットGen4 x4 が上限、Gen5 SSD を挿しても Gen4 動作

「Gen5 じゃないと遅い」という状況は 2026 年時点でも限定的です。ゲーム用途でも DirectStorage GPU Decompression 対応は Forza Motorsport / Ratchet & Clank: Rift Apart / Forspoken / Final Fantasy XVI / Star Wars Outlaws / Indiana Jones and the Great Circle など 10 本前後にとどまり、大半のゲームロードは Gen4 で頭打ちになります。

DRAM 有無:独立 DRAM 型と HMB 型の使い分け

DRAM は SSD 内部の LBA→NAND アドレス変換テーブル(マッピングテーブル)を置く場所です。独立 DRAM 型はテーブルを SSD 内部の DRAM に持ち、HMB 型はホスト PC のメインメモリを間借りします。

タイプ主な製品例得意な用途弱み
独立 DRAM 型Samsung 990 Pro / Crucial T500 / T705 / SK hynix Platinum P51動画編集スクラッチ / LLM モデル入れ替え / 24 時間稼働価格が高め、消費電力も上乗せ
HMB 型(DRAM-less)WD_BLACK SN770 / SN850 系一部 / Crucial P3 Plus / Samsung 990 EVO Plus / Corsair MP700 EliteOS / ゲーム / 一般利用、コスト重視持続書き込みの落ち込みが早い

Windows 11 上の一般利用では両者の体感差はほぼ出ませんが、動画編集で 4K RAW を長時間書き込むと HMB 型はキャッシュを使い切って書き込み速度が 500MB/s 前後まで落ちる場面があります。LLM の 40GB モデルを毎日入れ替える用途でも、DRAM 型の方が速度が安定します。

一方で HMB 型は消費電力が低く、ノート PC やハンドヘルド機(Steam Deck / ROG Ally)ではバッテリー持ちの観点で有利です。Windows / Linux / SteamOS で HMB の挙動が微妙に違う点は、ハンドヘルド機での SSD 換装を検討する場合に確認しておく価値があります。

TBW と保証年数:寿命の指標として

TBW(Total Bytes Written、総書き込み保証量)は「この容量までの書き込みは保証範囲」という数字です。実際の寿命はこれを超えても続きますが、保証条件としては明確な境界です。

容量標準的な TBW上位モデル TBW保証年数
1TB300〜600 TBW700〜900 TBW3〜5 年
2TB600〜1,200 TBW1,200〜1,500 TBW5 年
4TB1,200〜2,400 TBW2,400〜3,000 TBW5 年

一般利用(OS + ブラウザ + ゲーム)では 1 年で 10〜30TB 程度しか書き込まないケースが多く、2TB / 1,200TBW は 40 年分の余裕があります。逆に、動画編集の毎日スクラッチや LLM ファインチューニングでは 1 日で数百 GB 書き込むこともあり、2〜3 年で TBW 上限に到達するケースがあります。

QLC NAND を使った大容量安価モデル(Crucial P3 Plus / Samsung 990 EVO Plus など)は TBW が同容量 TLC の半分程度になります。用途が OS + ゲームなら QLC でも問題ありませんが、書き込みが集中する用途では TLC を選ぶのが定石です。NAND 種別の詳細は「SSD NAND TLC / QLC / SLC の違い 2026年版」で扱っています。

発熱:コントローラ世代で 2〜3 倍違う

Gen5 SSD の消費電力は Gen4 上位の 1.5〜2 倍に達し、書き込み中はコントローラ温度が 80℃ 前後まで上がります。80℃ を超えるとサーマルスロットリングが働いて書き込み速度が半減する挙動が一般的です。

コントローラ採用製品書き込み時ピーク消費電力ヒートシンク要件
Phison E26(Gen5 初期)Crucial T705 / Corsair MP700 系初期10〜12W大型ヒートシンクまたは水冷 M.2 ブロックが実質必須
Silicon Motion SM2508(Gen5 効率世代)WD_BLACK SN81007〜9Wマザーボード付属ヒートシンクで対応可能な場合が多い
SK hynix Alistar(Gen5 自社製)SK hynix Platinum P518〜10Wマザーボード付属ヒートシンクで対応可能、ロード時は 80℃ 台まで上がる
Phison E31T(Gen5 DRAM-less)Crucial P510 系 / Corsair MP700 Elite6〜8W標準ヒートシンクで足りる
Samsung Pascal(Gen4 上位)Samsung 990 Pro5〜7W標準ヒートシンクで足りる
WD_BLACK G2(Gen4 上位)WD_BLACK SN850X5〜7W標準ヒートシンクで足りる

M.2 スロットが GPU の直下にあるマザーボードでは、GPU の排気で SSD 温度が 5〜10℃ 上乗せされます。RTX 5090 のような大型 GPU との組み合わせでは、GPU 直下スロットを避けて上段の M.2_1 スロットを使うのが安全です。冷却設計の詳細は「NVMe SSD ヒートシンクの選び方ガイド 2026年版」を参照してください。

2026 年時点の主要製品:5 モデルを横並びで見る

Gen5 上位 4 製品と Gen4 上位 5 製品の 2026 年 8 月時点の実勢価格・仕様を並べます。

Gen5 上位 4 製品

製品コントローラDRAM最大読み込み最大書き込み2TB TBW2TB 実勢価格
WD_BLACK SN8100 2TBSilicon Motion SM2508独立 DRAM14,900 MB/s14,000 MB/s1,200 TBW約 ¥45,000
Crucial T705 2TBPhison E26独立 DRAM14,500 MB/s12,700 MB/s1,200 TBW約 ¥42,000
SK hynix Platinum P51 2TB自社 SSD コントローラ独立 DRAM14,700 MB/s13,400 MB/s1,200 TBW約 ¥43,000
Corsair MP700 Elite 2TBPhison E31TDRAM-less(HMB)10,000 MB/s8,500 MB/s600 TBW約 ¥38,000

Gen5 の上位 3 製品(SN8100 / T705 / Platinum P51)は最大読み込み / 書き込みの数字上ほぼ横並びで、差が出るのは「発熱」「静音性」「ヒートシンク要件」「保証年数」です。SM2508 採用の SN8100 と自社 Alistar 採用の Platinum P51 は Phison E26 採用の T705 より低発熱で運用できるケースが多くなります。MP700 Elite は帯域を 10,000MB/s 級に抑えた分、書き込み時ピークが 6W 台に収まり、ヒートシンク要件が一段軽くなります。TBW は 600TBW と控えめで、Gen5 の中では性格の異なる 1 台です。

Gen4 定番 5 製品

製品コントローラDRAM最大読み込み最大書き込み2TB TBW2TB 実勢価格
Samsung 990 Pro 2TBSamsung Pascal独立 DRAM7,450 MB/s6,900 MB/s1,200 TBW約 ¥22,000
WD_BLACK SN850X 2TBWD_BLACK G2独立 DRAM7,300 MB/s6,600 MB/s1,200 TBW約 ¥21,000
Crucial T500 2TBPhison E25独立 DRAM7,400 MB/s7,000 MB/s1,200 TBW約 ¥19,000
Samsung 990 EVO Plus 2TBSamsung PiccoloHMB7,250 MB/s6,300 MB/s1,200 TBW約 ¥17,000
Nextorage NEM-PA 2TBPhison E18 系独立 DRAM7,300 MB/s6,900 MB/s1,400 TBW約 ¥20,000

Gen4 上位 5 製品はカタログ帯域がほぼ横並びで、価格差 3,000〜5,000 円の範囲に収まっています。実売価格は日々変動するため、購入時点で複数店舗の在庫を確認するのが得策です。Nextorage NEM-PA は国内流通が強く、家電量販店店頭で入手しやすい選択肢です。

用途別おすすめ構成

用途を先に決めて、そこから製品を選ぶ想定で 4 パターン示します。

OS ドライブ 1TB:Gen4 で十分、5,000〜10,000 円レンジ

Windows 11 の起動やアプリ起動は Gen4 / Gen5 で体感差がほぼありません。1TB の Gen4 モデル(Crucial P3 Plus / Samsung 990 EVO Plus 1TB / Kingston NV3 など)で 5,000〜10,000 円レンジが妥当です。DRAM の有無も体感差はほぼ出ないため、HMB 型で問題ありません。

ゲーム倉庫 2TB:Gen4 上位が価格性能比◎

Steam / Epic Games / Ubisoft Connect のライブラリ倉庫は 2TB Gen4 上位(Samsung 990 Pro / WD_BLACK SN850X / Crucial T500)が最適です。20,000 円前後で最大読み込み 7,000MB/s 級、TBW 1,200TBW / 5 年保証が揃います。DirectStorage 対応タイトルを重視するなら、後述の Gen5 モデルを OS + ゲーム兼用 1 枚として選ぶ選択肢もあります。

動画編集スクラッチ 4TB:Gen5 が生きる、DRAM 付き必須

4K / 8K RAW の書き込みが持続的に走る用途では Gen5 の帯域が実効値として活きます。SN8100 4TB / T705 4TB / Platinum P51 4TB のいずれかを選び、独立 DRAM 付きに絞ります。予算優先なら Samsung 990 Pro 4TB の Gen4 でも実用的で、価格は Gen5 の半額程度に収まります。

ローカル LLM モデル倉庫 4TB:Gen4 で十分、シーケンシャル読み込み重視

70B クラス Q4_K_M(約 42GB)を頻繁にロードするローカル LLM 用途では、シーケンシャル読み込み 6,000MB/s 級(Gen4 上位)で 7 秒前後のロード時間を実現できます。Gen5 に変えても数秒しか短縮しないため、コスト効率は Gen4 4TB モデル(Samsung 990 Pro 4TB / WD_BLACK SN850X 4TB)が優位です。詳細は「ローカルLLM 向け SSD・ストレージ構成ガイド 2026年版」で扱っています。

PS5 拡張スロット:公式互換の 4 条件

PS5 のストレージ拡張スロットに使える M.2 SSD には公式の推奨条件があります。

条件内容
インターフェースPCIe Gen4 x4(Gen5 SSD を挿しても Gen4 動作)
読み込み速度5,500 MB/s 以上(シーケンシャル)
フォームファクタM.2 2230 / 2242 / 2260 / 2280 / 22110
冷却ヒートシンク必須(別売または一体型)

2026 年時点で PS5 拡張スロット向けに推奨できる主要製品は以下です。

  • WD_BLACK SN850X 2TB / 4TB(ヒートシンク付きモデルあり)
  • Samsung 990 Pro 2TB / 4TB(ヒートシンク付きモデルあり)
  • Crucial T500 2TB / 4TB
  • Nextorage NEM-PA 2TB / 4TB(国内流通強い)

Gen5 SSD は Gen4 動作になるため PS5 用途では過剰投資です。厚みの問題で PS5 の拡張スロットカバーが閉まらない Gen5 大型ヒートシンクモデルも存在するため、Gen4 の中から PS5 対応と明記されたモデルを選ぶのが安全です。

M.2 2230 の選び方:Steam Deck / ROG Ally / MacBook 交換用

Steam Deck OLED / ROG Ally X / Legion Go / 一部の Microsoft Surface で使う M.2 2230 SSD は選択肢が少なく、2026 年時点で流通している主力は以下です。

製品容量世代DRAM特徴
WD_BLACK SN770M1TB / 2TBGen4 x4HMB発熱抑えめ、Steam Deck 定番
Sabrent Rocket 22301TB / 2TBGen4 x4HMB海外通販中心、コスト優位
Corsair MP600 Mini1TB / 2TBGen4 x4HMB国内流通あり、静音
Micron 2400 系1TB / 2TBGen4 x4HMBOEM 流通中心、白箱で見かける

2230 サイズは 2280 と比べて放熱面積が小さく、Steam Deck / ROG Ally の内部温度でクロック落ちしやすいため、Gen5 の帯域を追いかける意味は薄めです。バッテリー動作での消費電力を優先して HMB 型・Gen4 x4 で選ぶのが定石です。ハンドヘルド機の詳細な選び方は「携帯ゲーミングPC 選び方ガイド 2026年版」で扱っています。

2026 年の SSD 価格状況と買い時

2025 年後半から NAND / DRAM 価格が上昇に転じ、2026 年に入って 2TB Gen4 の店頭価格が 1 年前と比べて 1.3〜1.5 倍、4TB モデルは在庫が薄い状況が続いています。特に上位 TLC 製品と DRAM 付きモデルの値上がりが顕著で、Gen5 上位 4TB は 8〜10 万円前後の価格帯まで押し上げられています。

買い時と製品選定の考え方は「メモリ・SSD 価格高騰 2026 年の買い時」で詳しく扱っています。今買うなら必要容量きっちりで止めず、一段上を先に確保して次の価格反転まで買い足しを控えるのが現実的です。逆に緊急性が低ければ、1 世代前(Gen4 上位)で必要容量を最低限確保し、価格反転を待つ判断もあります。

決めきれない人向けの選定チャート

用途を絞ってから逆算する視点です。

  • 「OS + ブラウザ + Office 中心。ゲームは月数回」→ Gen4 1TB HMB(Crucial P3 Plus / Samsung 990 EVO Plus)
  • 「Steam ゲーム倉庫を作りたい」→ Gen4 2TB 独立 DRAM(Samsung 990 Pro / WD_BLACK SN850X / Crucial T500)
  • 「4K 動画編集のスクラッチ用」→ Gen5 4TB 独立 DRAM(WD_BLACK SN8100 / SK hynix Platinum P51 / Crucial T705)
  • 「ローカル LLM モデル倉庫」→ Gen4 4TB 独立 DRAM(Samsung 990 Pro 4TB / WD_BLACK SN850X 4TB)
  • 「PS5 拡張用」→ Gen4 2TB PS5 対応モデル(WD_BLACK SN850X / Samsung 990 Pro のヒートシンク付き)
  • 「Steam Deck / ROG Ally 換装用」→ Gen4 x4 M.2 2230 HMB(WD_BLACK SN770M / Corsair MP600 Mini)

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よくある質問

2026 年に NVMe M.2 SSD を買うなら Gen5 と Gen4 のどちらを選ぶべきですか?
用途で分かれます。OS ドライブと一般的なゲーム倉庫なら Gen4 で十分で、体感差はほぼ出ません。Gen5 が効くのは動画編集の 4K/8K RAW スクラッチと、DirectStorage / RTX I/O 対応ゲームのロード時間短縮、そして NVMe 経由の大量シーケンシャルロードが走るローカル LLM 母艦の一部だけです。Gen5 は Phison E26 系だと発熱が 10〜12W 級と大きく、マザーボード側のヒートシンクや別売の M.2 クーラーが実質必須になります。E31T 系(Corsair MP700 Elite など)は 6W 台に収まるため、Gen5 でも冷却要件は製品ごとに確認してください。
DRAM 付き SSD と DRAM-less(HMB)SSD はどう違いますか?
SSD 内部の LBA→NAND アドレス変換テーブルを、独立 DRAM に置くか、ホスト PC のメインメモリを間借り(Host Memory Buffer)するかの違いです。DRAM 付きは持続書き込み性能と寿命方向で安定し、動画編集のスクラッチや LLM モデルの頻繁な入れ替えに向きます。HMB 型は安価で消費電力が低く、DRAM 内蔵とほぼ同等のランダム性能をゲーム・OS ドライブで発揮します。Steam Deck / Chromebook / 一部の Linux 用途では HMB の挙動が Windows と異なるため、そこだけ注意が必要です。
PS5 のストレージ拡張スロットに使える M.2 SSD の条件は何ですか?
PCIe Gen4 x4 対応で読み込み 5,500MB/s 以上、22110 までのフォームファクタ、ヒートシンク付き(または別売ヒートシンク装着)というのが基本条件です。2026 年時点の主要候補は WD_BLACK SN850X / Samsung 990 Pro / Crucial T500 / Nextorage NEM-PA 系で、いずれもヒートシンク付きモデルまたは PS5 対応バリエーションが用意されています。Gen5 SSD は発熱と厚みの問題で PS5 スロットには向かず、Gen4 上位品を選ぶのが定石です。
TBW(総書き込み保証量)はどれくらいあれば安心ですか?
一般的な用途では 2TB モデルで TBW 1,200TB / 5 年保証、あるいは 4TB で 2,400TB / 5 年保証が上位帯の目安です。OS + 一般利用なら 2TB / 600TB クラスでも 10 年前後は使えます。動画編集の毎日スクラッチや LLM ファインチューニング、24 時間稼働のキャッシュ用途では 2TB / 1,200TB 級か、より上位の 4TB モデルを選んでおくと寿命面の余裕が大きくなります。TBW は保証条件であって寿命の断言ではないため、重要データはバックアップ前提で運用してください。
Crucial T705 / WD_BLACK SN8100 / SK hynix Platinum P51 / Corsair MP700 Elite の Gen5 4 製品の使い分けは?
Crucial T705 は最大読み 14,500MB/s 級の Gen5 帯域を最も攻めた性能特化で、代わりに Phison E26 コントローラの発熱が大きく大型ヒートシンクが実質必須です。WD_BLACK SN8100 は Silicon Motion SM2508 採用で発熱が抑えめ、静音・薄型ヒートシンクで運用したい層に向きます。SK hynix Platinum P51 は同じく効率世代 Gen5 で、DRAM 付き + 保証 5 年のバランス型。Corsair MP700 Elite だけは性格が違い、Phison E31T + DRAM-less(HMB)で最大読み 10,000MB/s と帯域は控えめな代わりに、書き込み時ピークが 6W 台に収まる低電力設計です。速度極振りなら T705、静音省電力なら SN8100 / P51、冷却要件と価格を優先して Gen5 に入門するなら MP700 Elite という選び分けです。
2026 年の SSD 価格高騰は落ち着きましたか?
落ち着いたとは言えません。NAND / DRAM 価格は 2025 年後半から段階的に上昇し、2026 年に入っても 2TB Gen4 が 1.5 倍近く、4TB モデルは在庫が薄い状況が続いています。買い時と製品の寿命観点は「[メモリ・SSD 価格高騰 2026 年の買い時](/blog/memory-ssd-price-surge-2026-buy-timing/)」で扱っています。今買うなら必要容量きっちりで止めず、一段上の容量を先に確保して次の価格反転まで買い足しを控える戦略が現実的です。
ノート PC / Steam Deck / ROG Ally 用に M.2 2230 SSD を選ぶときの注意点は?
フォームファクタが 2230(22 mm × 30 mm)に限定され、選択肢は 2280(22 mm × 80 mm)の 5 分の 1 程度になります。2026 年時点で流通している主要製品は WD_BLACK SN770M / Sabrent Rocket 2230 / Corsair MP600 Mini などで、いずれも Gen4 x4・HMB 型・2TB 上限が主流です。Steam Deck OLED / ROG Ally X は Gen4 x4 対応ですが、実効性能は SSD の熱抜けとバッテリー動作でのクロック落ちに引っ張られるため、Gen5 のカタログ帯域を追いかけても意味は薄めです。
Gen5 SSD の発熱はどれくらいで、対策は必要ですか?
Phison E26 系(Crucial T705 / Corsair MP700 系初期)は書き込み中の消費電力が 10〜12W に達し、パッシブ小型ヒートシンクだと 80℃ 超えでサーマルスロットリングが起きます。Silicon Motion SM2508 系(WD SN8100 / SK hynix P51)は 7〜9W 台で相対的に低発熱ですが、それでも Gen4 上位より 2〜3W 高い水準です。DRAM-less の Phison E31T 系(Corsair MP700 Elite / Crucial P510)は書き込み時ピークで 6W 台にとどまり、Gen5 では最も冷却要件が軽い部類に入ります。マザーボード付属のヒートシンクで足りるか、別売の大型ヒートシンクや水冷 M.2 ブロックが要るかは製品と設置場所で変わるため、詳細は「[NVMe SSD ヒートシンクの選び方ガイド 2026年版](/blog/nvme-ssd-heatsink-cooling-guide-2026/)」を参照してください。